ふと思い立ち、6年以上前に制作した某アプリのランディングページを手直ししようとしたときのことだ。いざ作業を始めようとすると、肝心のソースコードがどこにも見当たらない。
記憶の糸をたぐり、当時使っていた古いMacBookProをわざわざ引っ張り出して起動してみたものの、やはり目当てのファイルは影も形もなかった。ならばGitHubにプッシュしてあるはずだと望みを託してみたが、無情にも該当するリポジトリは存在しない。過去の自分のずさんな管理体制に、苦笑いするしか無かった。
そのLP自体は、今もFirebase Hosting上で静かに稼働し続けている。しかし、Firebaseには、デプロイ済みのプロジェクトをそのまま手元へ引き戻すような親切な機能は備わっていない。目の前に完成品があるのに、その裏側には触れられないというもどかしい壁にぶつかってしまった。
結局、私は過去の遺物を復旧させることをすっぱりと諦めた。代わりに選んだのは、LPの仕様を整理してCodexに渡し、ゼロから作り直すという道だ。失われた昔のコードをインターネットの海を彷徨いながら探すより、AIという新たな道具に設計図を託すほうが、ずっと今の時代らしい解決策に思えたのだ。